└Chapter１：スタートからお見合いまでにやること
０２⇒今の自分を知ろう（身だしなみをチェック）

（何から始めたらよいのかな・・をつづっていきます。）

女性は清潔感で判断してますよ！！

チェック１　伸びすぎた”毛”はご法度です。

不潔な感じや、だらしない感じを女性は嫌います。髭や髪、鼻毛、眉毛などが伸びすぎていないか？毎日確認しましょう。見落としがちな後ろ姿も要チェックです。寝ぐせやフケなどついてないかも確認しましょう。
 

チェック２　においってどうなの？

清潔感のある見た目でも、タバコの臭いや口臭は女性を嫌な気持ちにさせてしまいます。また、臭いのきつい香水もＮＧです。女性と会う前には臭いにも気を配りましょう。
体臭が気になる方、腋臭が気になる方は、AGイオンが良いようですよ。お医者様に相談してみては如何でしょうか？決して、香水でにおいをごまかすことはしないで下さい。

あと、においのもとは何で、においの原因は何だとか、においに関する研究はまだまだ未知数なので、今すぐにできることは五感が頼りなのです。その人間の五感も、体調不良や生理不順、同じ場所で臭いに慣れてしまった場合など、感じ方が変わってきますので臨機応変な対応が求められます。

まずは、室内の臭いを消すことから。活性炭や炭は吸着させる表面積が大きいことから、消臭剤として使われています。その上で、自分の周りの臭いに気がついたら、部位を特定してみましょう。また臭いが発生する環境がどんな時かも分かるといいですね。

チェック３　お財布に表れますよ！

経済観念は、お財布に表れるようです。
人目につく機会が多いお財布。高価なものや新しいものである必要はありませんが、社会人にふさわしいものを持つべきです。
ぐちゃぐちゃした財布は、経済観念がなさそうない印象を与えてしまいます。

かくいう私も、お財布は社会人になってから持っておりません。というのも洋服のポケットやズボンのポケットに入れて、膨らむのが嫌だったからです。じゃどうしているのか？私の場合、バックをお財布代わりにしています。小銭はズボンのポケットに適量を入れています。あまり多い小銭は音が鳴るのでやめたほうが良いです。バックの中のポケットを利用して、仕切りなどに紙幣を入れて、取り出すときは、バックを開けて直にお金を取り出します。なので貴重品をもって歩く場合は、バック毎ということになり、少々重たいですが、逆にバックになんでもカンでも突っ込もうという意識はなくなるので、断捨離せずに良いかもです。

最近では、カード決済やスマホでQRコード決済が出てきて、現金を持ち歩かずともことが足りてしまいます。スマートさをアピールする意味でよいと思います。

ただ若い方にご注意いただきたいのは、スマホだけで何でも決済してしまう方は、賢く見える反面、親御さんには、堅実さに欠けると見られてしまいがちなので、伏線を張る意味で少々の現金をお財布にしのばせて、どちらがいいかを出して見せたうえでスマホを使うなど工夫をしていただいた方が良いようです。

チェック４　最近持ち歩いている男子とんと見ませんね。ハンカチ、ティッシュ

最近コロナ過だというのに。ホームセンターや大型電気店、大型食料品店、高速道路のサービスエリアで、用をたした後に蛇口をひねって手を洗うものの、頭で拭いたり、洋服で拭いたりハンカチ持っていない方が大人も子供も多いです。手を洗った意味がなく、飛沫飛散につながるのでマスクと共にハンカチぐらいは持っていましょうね。
お財布がしっかりしていたり、スマートな決済が出来ても、ハンカチ持っていないとそれだけでお財布以上にがっかりします。美男美女が持っていないと分かったときは、尚更がっかり度MAXです。正直その後、近寄りにくいですね。

また、ただ持っているだけではだめです。洗濯され清潔な物を常に携帯しましょうね。お店はアルコールタイプの洗浄液が無い場合も十分ありますのでご注意ください。

独身男性でも、ハンカチにアイロンがかかっていたりすると、衣食住の衣の部分は
しっかりしていると見てもらえます。生活基盤となる部分がしっかりしているところをアピールできるチャンスですね。

チェック５　小物アイテムは大丈夫？

目を見て話すときに気になるのが、メガネの汚れ。メガネの方は、気を付けましょう。コンタクトの方が気にならないですね。

爪の長さと汚れ
女性は結構見ています。爪が長いと、そこにゴミが溜まりやすくなるので短めにした方が無難です。また仕事上、機械をいじられる方は作業後の手洗と爪の間のごみを取っておいた方が良いです。男でも、そんな手で触られたくはないですよね！
 

女性はしぐさも見ています！！

チェック６　女性から嫌われるしぐさNo.１は横柄な態度です。

お見合いの席では、あなたのちょっとしたしぐさが命取り。店員さんへの態度だったり、その他の人に対する態度は、普段の生活が良く出ます。その場だけ取り繕っても、普段からしていないと、ボロが出てしまうもの。レシート云々で上述しましたが、人から何かをしてもらった場合には、どんなことであれまずは”ありがとうございます”が言えるようになってください。親しき中にも礼儀ありという言葉が示す通り、お見合い後、少し仲良くなってきた辺りで、普段の横柄な態度がポロっと出てしまい、女性から断られてしまう方が非常に多いです。

チェック７　気遣いが出来てますか？

よくお気遣い無用です。という言葉を耳にします。それは、歩調を合わせなくてもいいです、ということであり、裏をかえすとあまり親密な関係にない状態です。こんな時にプロポーズしたって上手くいくはずがないです。女性は、歩調や会話の速度や内容、飲食の速度、
デートの行き先など、自分に合わせてくれるかで判断しています。
言い換えると”気遣い＝合わせること”ですので、合せることが出来れば、気遣いが出来ているということになります。

気遣いが出来ない男性は多いです。あわせるのが面倒、自分のペースで行きたい、そんなところに気を使いたくない、ラフに行きたい、などいわばお気遣い無用を好まれる方が多いです。確かに仕事や緊急を要する場面で、気遣いをしていたらそれこそ問題となるので、男性の場合は、出来る限り避けようとするのも良くわかります。

ですが、相手は人間です。女性は気遣いが出来る人を好みます。また気遣いにも、受けた人が妥当と感じる物から、煩わしいと感じるものまで様々です。

どういった気遣いがこの人には心地よいと感じるか、煩わしいと感じるかは、人それぞれですので、一辺倒のやり方では通用しません。

ここからがポイント

ご結婚後、末永くお付き合いいただくために、あなたの人生をより良いものとしていただくために、ポイントをご紹介します。

①お相手に喜ばれる気遣いが出来るって事・・
ちょっとした気遣いから、大きなお世話まで気遣いには受けた側の感じ方で変わってきます。すなわち、誰に対しても同じやり方では心地よいものになっているかは分かりません。
かといって、相手に聞けないのも難しいところです。

ですので、私は車のハンドルに例えてこう伝えています。
速度が速いときに、カーブに差し掛かった時、遠心力で外側に勢いよく飛ばされるのは、気持ち良いものではありません。相手に合わせるのに、急なハンドル捌きは必要ないのです。
徐々にゆっくりしてもらった方が、乗り心地が良いのと同じように、気遣いも急なハンドル捌きはせず、徐々にゆっくりすることから試してみてください。

例えば、スピードが遅い場合。据え切りでもそこそこ大丈夫です。気遣いもゆっくりした流れの中では、大切りしても意外と大丈夫だったりします。

では、気遣いにおけるスピードって何でしょう。
私は、相手の歩調だったり、呼吸回数、物事の考え方や内容の組み立てにかかる時間と考えています。

例えば、相手の歩調が速い方だったらどうでしょう？
普段から歩調が速いので、急にその歩みを止めるような事をすると気遣いがないと感じるかもしれませんし、逆に歩調を合わせて、一緒に走ってあげたりすると、心地よく感じると思います。これが気遣いです。

同じように、心拍数や呼吸がゆったりの時は、何をされても大概のことは目をつむれます。
しかし、ドキドキするような心境であったり、不安な状態でいるときは、相手の気遣いで、
不快に感じたり、デリカシーがないなと思われてしまうこともありますので注意が必要です。

ドキドキしている、不安に感じている人に対して、考えられる合せ方は２通りあります。
一つは、自分もドキドキして同じ心境になって言動する。2つ目は、ドキドキや不安を取り除いてあげるような言動をすることです。

前者の場合であれば、ドキドキや不安を助長することになりやすいので良い気遣いにはなりにくいようです。ところが、後者であればドキドキや不安を取り除かれるので、良い気遣いになっているようです。合わせ方＝気遣いの良し悪しとも言えますのでよく考えて、最初は急ハンドルせず徐々に試してください。

合わせる量=気遣いの量
例えばデートの予定を組むときに、週末は彼女の好きな遊園地へ行くことを決めたとしましょう。ここで、あなたは彼女の好きに合わせた（気遣った）になります。自分も遊園地が好きなので同調しただけかもしれませんね。

しかし、遊園地で何に乗ろうか相談したときに、彼女はジェットコースターにだけは乗りたくないと言い出しました。あなたは物凄くジェットコースターに乗りたかったのです。
あなたならどうしますか？

①せっかく遊園地まで来たんだから、メインの乗り物に乗らないで帰るなんてもったいないと諭してジェットコースターに乗る。

②彼女の体調を聞いたり、何が嫌なのかを聞いてみて、代替案としてゆったり目のコースターや他の乗り物を薦めて、ジェットコースターには乗らない。

ここで、２人の価値観の違いに初めて遭遇したとします。

さて①の場合だったらどうでしょう。彼女の目線でいうとこうなりませんか？
・嫌だと言っているのに、無理強いするのね。こっちのことも考えてよ。⇒気遣い無いのね
・自分の意見はしっかりあるのね。私が折れて（気遣って）、乗ってあげようかしら。どう
　せ死ぬわけじゃないし。気持ち悪いだけだから。⇒彼女の気遣い

次に②の場合はどうでしょう？
・私の体調を聴いてくれた。⇒気遣っているのね
・私の嫌いなものを聴いてくれた。⇒気遣っているのね
・自分の乗りたいものを我慢して私に合わせてくれてるのね。⇒気遣っているのね
・逆に、自分の乗りたいものを優先できないなんて、私の言いなりじゃない？
　⇒もっと私をぐいぐい引っ張っていってよ！


みなさんならどのようにお感じですか？
一見すると、②の方が気遣いが彼女に多く働いています。①は彼の彼女に対する気遣いがないので、選択するならば②の方が良いですね。

では②ならば、いつでも良いのでしょうか？
実は、良い人間関係というのは、片方からの気遣いだけでは成長しないのです。もし彼が②をし続けると、すべて自分を犠牲にして、彼女の言うことを聴くあまり、ストレスが溜まってきて、しかも彼女に対して意見することもできず、ただ好きだから合わせて行こうと思うようになってしまいます。決して悪いことではありませんが、結婚生活を円満に長く続けたいと思うならば、お互いにストレスを溜めない方が良く、自然体であっても、空気のようにお互いにストレスがかからない関係が望ましいのです。
また、人はあなたの事を思えばこそ、自分をころして、厳しい条件に身を投じることがありますが、それは、結婚後に深めて頂ければよいことですので、結婚前のお付き合いでは、素直に信頼できる関係を構築すべきです。

では、どうすればよいのか？

それは、最初に彼が②をしてくれたら、次の機会には彼女が②をしてくれるかどうかを見て頂きたい。もし、数週間の交際期間に彼の方ばかりが、②の状態を続けてきてしまったならば、その恋はいずれ破綻すると考えています。彼はストレスを抱え込んで、発散する場所を他に求めるに違いありません。また、数週間後に仮に彼女が②をしてくれたとしても、それから数週間、交互に気遣いの場を設けられないようであれば、それも長続きしないことが多いです。そういった意味で数週間交際期間が延びてしまうのはやぶさかではないです。
（是非様子を見ましょう）

単刀直入に申し上げると、そうなっていた場合には（片方が②をし続けるような場合）すっぱり縁を切っていただいた方が、お互いのためになると考えています。ずるずると長引かせて、いつかはいつかはと様子をうかがっていてはだめです。その気がないのに変わりはありません。最初にお伝えした通り、生まれ持っての性格や、育った生活環境が異なり、価値観は大きくずれているので、結婚生活を送っていても、どんどんストレスをため込んでしまいます。

是非　真剣交際に入る前の交際段階で自分を信じて少しずつトライしてください。
価値観が同じであれば、お互いを尊重し、尊敬し、良好な人間関係を構築できるはずです。人は聖人君子ではないので、お互いに支え合っていかなければ生きていけないものなのです。それを理解のうえ、行動が伴っていれば、あなたの結婚は、活動する前から出来たも同然です。